
飲食店営業許可とは?
飲食店を営業するには、食品衛生法に基づく営業許可が必須で、許可を取得しないと営業を開始することができません。許可を得るためには、所在地を管轄する保健所(八重山保健所/生活環境班)に「食品営業許可申請」を行う必要があります。

ポイント
★調理士免許は不要★
調理師がいなくても食品営業許可はもらえます。調理師はいなくて良いですが「食品衛生責任者」を必ず置くことになります!
※下記の資格保有者は、食品衛生責任者養成講習会の受講が免除になります。
食品衛生管理者、栄養士、調理師、製菓衛生師、食鳥処理衛生管理者、船舶料理士
飲食店営業許可が必要な営業の種類
- 飲食店営業(食堂、レストラン、カフェ、そば屋、中華料理、割烹、すし屋、居酒屋など)
- 喫茶店営業(喫茶店、パーラーなど)
- テイクアウト専門店(仕出し屋、弁当屋、そうざい店など)
- 飲酒店営業(スナック、キャバレー、バーなど)
- 移動販売(キッチンカー等)、屋台営業(常設でない場合)、その他

ポイント
★必要な設備の基準が異なるので注意★
営業の種類によって必要な設備の基準が異なりますので注意が必要です!
※「固定の店舗を設けた営業許可申請」、「臨時営業の許可申請(屋台・テント)」、「自動車営業の許可申請(キッチンカー)」など、営業の種類により必要な設備の基準が異なりますので、事前に保健所で確認しましょう。
飲食店営業許可の要件
石垣市で「飲食店営業許可」を取得するには 1.営業施設の基準、2.申請できる人の条件、を満たす必要があります。
- 営業施設の基準
厨房設備(シンク、手洗い、冷蔵庫)、衛生管理(防虫・防鼠対策、換気設備、ゴミ処理設備)、客席・トイレの設置要件(飲食スペースを設ける場合)など、飲食店営業の設備(基準)が決められていますので確認しましょう。 - 申請できる人の条件
(1)2年以内に食品衛生法に違反して何かしらの刑に処されてないこと
(2)2年以内に飲食店営業許可を取り消されてないこと
(3)法人の場合は役人の中に一人でも(1)(2)に該当する者がいないこと

★施設の確認検査もあります★
八重山保健所/生活環境班の担当者が店舗を訪れて基準に適合するか検査を行います。
※新装店舗の場合は内装工事前に図面を持参して保健所に事前相談しましょう。工事完了後にあれが足りない、ここがダメとなると再工事で費用も時間も余計にかかってしまう恐れがあります。
許可申請の流れ(スケジュール)
飲食店営業許可を申請する際の手続きの流れは次の通りです。
- 食品衛生責任者の資格取得(養成講習会を受講する)
- 事前相談(工事に着手する前に保健所に事前相談する)
- 図面作成(営業施設の構造及び設備を示す図面)
- 申請書の作成
- 申請書類と添付書類を提出(保健所/生活環境班へ)
- 保健所による現地検査
- 食品衛生講習会の受講(八重山では月に1回、テキスト代330円)
- 7の講習会受講後に許可証の交付

★許可が下りるまでどれくらいかかる?★
現地検査に問題がなければ7~14日程度で許可がおります。その後「食品衛生講習会」を受講すると、その場で許可証をもらうことができます。
※原則5年ごとに更新が必要なので注意しましょう。
飲食店営業許可申請に必要な書類
- 食品営業許可申請書(様式あり)
- 営業施設の構造及び設備を示す図面
- 飲用に適する水(水道水以外)使用の場合、水質検査の写し
- 許可申請手数料16,000円(県証紙)

★営業許可の譲渡はできません★
他の人や法人に営業許可を譲渡することはできません。経営者が変わる場合、営業所(店舗)の場所が変わる場合は新規申請が必要です。
※また、申請者の住所・名前が変更(婚姻等)、営業所の名称・屋号が変更、営業設備の大要が変更、食品衛生責任者が変更になった場合は変更の届出が必要です。
必要な手続きフローチャート
24時以降も営業をする場合や、接待を伴う飲食店の場合は、別途「深夜における酒類提供飲食店営業開始届」や「風営法1号許可」が必要になります。

まとめ
飲食店営業許可は、比較的簡単な手続きなので経営者自身で申請することも可能です。開業準備に忙しく自分で申請する時間がない方、他の許可や届出(深夜における酒類提供飲食店営業開始届・風営法1号許可)も併せて申請する場合は、行政書士に依頼するのもおすすめです。
詳しくは:八重山保健所/食品営業許可について